寒くなると、増えているのが「喘息」

成人の気管支喘息は、過去30年間で約3倍にも増加したというデータがあり、その多くがアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)を特定できない非アトピー型だそうです。
つまり、まだ原因が見つからないので治療法がないわけです。

では、一体何が原因なのか?
お医者さんでも分からない病気を、一介の治療家に解明できるハズがないのですが、当院にも喘息で苦しんでいる患者さんが来られます。
そして、体の歪みを直す施術をしたら息がしやすくなったという方も多く、長年苦しんでいた喘息が改善したという報告もあるので、
「私の喘息は体の歪みが原因だったの?」と聞かれることもあります。
姿勢の悪い人がみんな喘息になるわけではないが、
喘息の人は姿勢の悪い人が多いことは事実です。
喘息というと呼吸が出来なくなってしまう症状ですが「呼吸」と「姿勢」にはどのような関係があるかというと、
まず、呼吸は肺や気管支だけでするものではなく、肋骨や胸骨、鎖骨、肩甲骨など胸郭の骨やそれらを支えている筋肉が連動します。
そして、それぞれが独立して働くのではなく連動する呼吸システムなのです。
体が歪んでいると、この呼吸システムが正しく働かなくなります。
血流も悪くなり、免疫力・自然治癒力が低下します。
また便秘・代謝の低下により汗が出にくいなどの症状があると体中の老廃物が排出されづらくなります。
そのような状態の体では喘息も発症しやすくなります。
そもそも「咳」は肺や気管支が異物・老廃物を排出しようとする行為です。
それがひどくなったものが、「喘息発作」です。
また季節の変わり目・気圧変動の激しい時期などの体の変わり目も、喘息が起きやすい時期と言えます。
自律神経が乱れ、気管支が狭く収縮し、その結果として「喘息発作」が起きやすくなります。その結果 喘息を引き起こしやすい状態になってしまうのです。

子供の頃から背骨を整え、順応な発育を
もちろん、肺や気管支に問題があって喘息が起こっているケースもありますが、
それでも呼吸をしやすいように体の歪みを整えてあげることは大切です。
肋骨や胸椎が硬くなり動きが悪くなると、胸式呼吸が上手くできなくなり、腹式呼吸ばかり行うため自律神経のバランスも乱れがちになります。
呼吸も、胸式・腹式バランスよく行えると良いですね!就寝時は腹式呼吸をしましょう。リラックスできますからね。
順応な発育、将来のためにも子供の頃から正しい姿勢を意識付けを
では、また!